月曜日, 6月 22, 2009

VMware TIPS No.1 : バーチャルマシンのブート・デバイスの変更

[概要]
バーチャルマシンのブート・デバイスを変更する。
[詳細]
バーチャルマシンのブート・デバイスを変更する方法を説明します。
VMwareのデフォルトでは、ブート・デバイスの優先順位は"Removable Devices"(フロッピーディスク)、"Hard Drive"、CD-ROM Drive、"Network boot"の順になっています。
このままでは、OSが既にインストールされている状態で、OSの再インストールや、ネットワーク・ブートを行おうとしても、仮想ディスクからブートしてしまいます。この解決のためには、BISOからブートの優先順位を変更しなければなりません。
これから、ブートの優先順位の変更方法を説明します。
  1. バーチャルマシンのプロパティを開きます。
    VMware Serverでは"Configure VM"をクリックします。ESXi 4では"仮想マシン設定の編集"をクリックします。

  2. 次回起動時にBISOセットアップ画面を表示する設定を行います。
    VMware Serverでは"Power"のタブを開き、"BIOS Setup"にチェックを入れます。
    ESXi 4では"オプション"のタブの"起動オプション"を選択し、"強制的にBIOSセットアップ"にチェックしてください。

  3. バーチャルマシンを起動し、コンソールを開きます。

  4. カーソルを"Boot"に移動します。

  5. ブートさせたいデバイスを選択し、"+"キーで順序を繰り上げます。

  6. "F10"を押してBIOSの変更を保存し、リブートを行います。

  7. 希望したデバイスから起動すれば、設定の変更は成功です。

以上でブート・デバイスの変更は完了です。